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2014年10月 7日 (火)

飯豊前衛/玉川小滝沢左俣 [沢登り] 2014/10/7

詳細はhttp://waterclimb.jugem.jp/

タイム:第1堰堤7:00~二俣7:45~枯松山13:30-14:30~二俣17:00~第1堰堤17:45
同行者:fuutaさん

●まとめ
枯松山東面から流れ出て玉川に注いでいる支流が小滝沢である。9月初めに入った右俣は雪渓に阻まれて撤退した。今回は左俣を遡行して右俣を下降する予定だった。しかし遡行は想定以上に厳しく時間がかかってしまい、尾根通しに下山する結果になってしまった。

左俣は20m直瀑の辺りまでは登れる小滝が多いので楽しい遡行ができる。上部三俣以降の源流部は大きな滝こそないものの、ルンゼ状の中に難しい滝が連続し て苦労させられる。巻きも悪い。下山の面倒臭さもあって積極的にはおすすめはしないが、遡れば十分に手応えを感じることができるだろう。上級者向け…とい うよりマニア向けというべきルートだ。なお上部にはビバーク適地はないと思った方がいい。

●行動
予定していた泊まりの沢は台風で潰れてしまった。ただ2日目は晴れそうなので日帰りでも行きたいと思い、小滝沢の再挑戦をfuutaさんに提案して快諾を 得た。今回は未見の左俣を登って右俣を下る計画だ。既存の記録としては「わらじの会」が途中まで登って降りているのがある位なので新鮮味はある。

第1堰堤の少し上までクルマが入れる。駐車場所からすぐ入渓してしばらくすると第2堰堤を越える。

二俣手前までは滝が一つあるだけの平凡な渓相だ。
左俣に入って少し行くとさっそく滝場が出てくる。


2段6m滝は左→右と登れる。下段は滑りやすく、上段はホールドが細かい。


CS滝4mは右壁をトラバース気味に登る。高度感が出てスタンスが細かいこともあり、ちょっと難しいところだ。


きれいなナメ滝に続く6m滝は左壁を登れる。この辺りまでは登れる小滝が続いて楽しい。


10m直瀑は登れない。左右脇から入るルンゼを登ってみたけれども上部が厳しい。少し戻って右岸を高巻いた。


スラブ滝を掛ける枝沢を見るようになって次第に険悪さが増してきた。奥には関門のようにたちはだかる20m直瀑がかかる。登れる滝ではないので右岸からの高巻きになる。取り付きの土壁は傾斜がきつい。ハンマーで何度かステップを切ってブッシュにたどり着く。

「T字路の滝」と私たちがその場で命名した、次の関門に着く。要は二俣が壁の手前でT字路状に合流している箇所の3段9mチムニー滝である。


直登を試みた。滑りやすい左右壁を使いながらじりじりと水流に近づいてみる。しかし水流中に見えるスタンスが意外と遠い。何度か落ちてあきらめた。まとも に水を浴びて突っ込めばいけそうな気もするが、10月の沢ではそこまでする気になれなかった。また、下部を登れても上段が登れるかどうかは分からない。引 き返して左岸の大高巻きになった。




高巻き中に見えた上部の枝沢はスラブと大滝を連ねて厳しそうに見えた。ブッシュのトラバースを続けていくと、三俣から続く本流の最下部はカットすることになった。30分ほどの高巻きで適当な場所から源流部に復帰する。


源流部はルンゼ状の中に登りにくい小滝を次々とかけて体力気力を消耗させられる。簡単に登れる滝はほとんどなくて緊張のし通しだった。滝の数は20個以上 はあっただろうか。写真もろくに撮れなかった。ロープは2回使った。高巻きは2回で、いずれも草付き急斜面の通過になって悪い。ここでも土斜面にステップ を切る羽目になった。

遡行6時間以上かかって枯松山に到着した。山頂付近はあまり刈り払いもしていないようで、ブッシュ交じりの痩せ尾根に腰を下ろして休む。

今回の遡行が思いのほか手強く、もう沢はお腹いっぱいという感じだった。時間も遅い。そのため沢下降はやめて中間尾根を下ることになった。道はなく、上部はヤブが濃いのでそれなりに疲れる。途中2カ所の崩壊地もあった。ブナ林が出てきてようやく下りやすくなった。

薄暗くなり足下もおぼつかなくなった18時前、ようやくクルマに戻れた。

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