2014年8月4週 出羽三山 秋の峰入り
1.山域・メンバー 出羽三山・本望
出羽三山での秋の峰入りに参加の為、手向地区の宿坊に宿泊し、8月25日の夕食、26日の朝食、26日の昼食、一週間の山籠もりでシャバの飯はこれで最後、後は貧しい食事で体重は三キロほどやせる?…以下作成中
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1.山域・メンバー 出羽三山・本望
出羽三山での秋の峰入りに参加の為、手向地区の宿坊に宿泊し、8月25日の夕食、26日の朝食、26日の昼食、一週間の山籠もりでシャバの飯はこれで最後、後は貧しい食事で体重は三キロほどやせる?…以下作成中
詳細はhttp://waterclimb.jugem.jp/
タイム:井戸沢出合8:45~入渓9:00~タル沢出合9:15~登山道12:00-13:00~井戸沢出合15:00
同行者:くまくまさん
●まとめ
尾瀬周辺では人気ルートらしく記録は良く見かける。タル沢は出合からいくつかの小滝登りが楽しい。後半はゴーロが多く平凡な渓相なので、途中で枝沢を詰めて早めに井戸沢に下るパーティーも多いようだ。井戸沢はナメが多く、下降はもちろん遡行しても楽しめるだろう。
技術的にはどちらも難しいところはない。体力的にも楽で手頃な周回ルートとして、入門者にも紹介しやすい。ロープを使う場面はなさそうだが、もしあるとすれば下降時の補助ロープ程度で足りると思う。
岩は全般に茶コケが乗っている箇所が多く、ラバーソールでは滑りやすいと感じた。
●行動
くまくまさんとは1年ぶりにご一緒する沢登りだ。鳩待峠へ登る車道は規制がかかって入れないが、水上へ抜ける林道はクルマで通行できる。井戸沢出合のすぐ手前に駐車できるスペースがあるのでクルマを置いた。車道を少し歩いて笠科川にかかる橋から入渓した。
本流にかかる穏やかなナメ滝を登る
タル沢に入って最初の滝を登る。ホールドは多くやさしい。
詳細はhttp://waterclimb.jugem.jp/
タイム:○8/18 堂平橋9:02~610m付近BP13:44
○8/19 BP6:26~大滝10:20~登山道15:30-16:00~針生平18:02
同行者:fuutaさん
●まとめ
極狭のゴルジュは他ではなかなか見られない、本ルートの一番の見どころだろう。登れる滝は多く、ロープを使う場面も多い。登りごたえがある面白い沢だった。技術的には上級者向けということになりそうだ。私達は左俣に入ってほぼ1日で抜けたが、時間的にはけっこう厳しかった。2泊するかどうかは人数やロープを出す頻度、高巻きのルート取りしだいというところか。
今回の遡行は、1日目は釣りをしながらのんびりと進み、左俣沢に入ってすぐの場所に泊まった。1日目に楽をしすぎたのが祟り、2日目は稜線まで沢中9時間行動の消耗戦を強いられた。左俣沢は中流部までは泊まり場適地がいくつかあるので、ある程度は先に進んだほうが翌日は楽になると思う。
●行動
車2台を使い、1台を下山予定の針生平に、もう1台を小枕山トンネル先の林道へ回す。堂平橋から入渓した金目川は平凡な河原が続く。かつてはゴルジュだったらしい地形は砂利と礫で埋まっているので歩いて通過するだけだ。昨日まで雨が降っていた割には、水量は想定していたより少なく見えた。
魚止めの滝とその上の「く」の字状の小滝は右側を快適に登れる。
まだ時間も早く、この辺から竿を出して釣りを始めた。左俣沢出合からは二手に分かれて、fuutaさんが左俣に、私が中俣へと入って小一時間楽しむ。
左俣沢に入って少しの場所に適当な河原があったので、まだ早いがテン場とした。すぐ上にミニゴルジュと2段の滝がある場所だ。
翌日、ミニゴルジュからゴーロを抜けると第一のゴルジュが始まる。壁はツルツルで手がかり少ない。フックを引っ掛けて釜からはい上がったり、両岸を突っ張って進むような場面が多い。
苦労した小滝。たしかここのサイトで右側からとりついていたな……と思い出して釜を泳いでみた。ガバホールドが右壁にあるものの、水中にホールドはない。水を吸ったザックが重くて力ずくでは這い上がれない。といって空身になると沈みそうになる。フックもうまく引っかからない。消耗して敗退した。代わってfuutaさんが左壁からのトラバースを試みる。ホールド乏しく難しいところを空身になって通過できた。
ゴーロを過ぎると再び沢が狭まって圧迫感が増してくる。
そしてこのゴルジュである。幅1.5mくらいの異形の空間に押し込められていると、不安と昂ぶりがごちゃまぜになった不思議な心持ちになる。
いくつかある小滝は突っ張ったりしながら登れる
峡彩、楡井です。今夏の合宿は降雨の予測で、胎内・足の松沢から上州武尊山の川場谷に変更し、15・16で遡行してきました。技術的に難しい所はなく、滑床の印象的な沢でした。
詳細は、http://waterclimb.jugem.jp/
タイム:8/4: 笠堀ダム6:30~大川出合9:00~東又沢出合12:48~中滝沢出合14:00~BP14:40
8/5: BP6:50~一本岳13:40~粟ヶ岳14:35-15:05~五百川17:30
同行者:fuutaさん
■まとめ
泳ぎあり登攀あり釣りありで、変化に富んだ充実した沢旅が楽しめる。2泊するパーティーが多いようだが、遡行に専念すれば1泊でも十分いける。ただメンバーの人数や力量によっては厳しいかもしれない。
■記録
笠堀ダムから湖岸道を歩く。途中一箇所が派手に崩壊していて、折り重なった木々を掴みながら崩壊斜面を慎重にトラバースした。砥沢出合を過ぎて少し歩くと川音が聞こえてきたので、スギの斜面を下って笠堀川に降り立つ。
まさに川。時間のなかなか取れない二人なので水量の多い沢にはなかなか入れない。2日間たっぷり遊ぼう。
水たまりに取り残されていたオイカワ3匹を手づかみにして本流へ投げてやる。たちまち元気に泳ぎだして瀬を泳ぐ群れに戻っていった。
この辺で20m位の最初の泳ぎになった。川幅は広いので楽に通過する。
大川出合の手前あたりでアブがうるさくなってきたのでネットをかぶる。ここでfuutaさんが時計を外して置き忘れてしまったもよう。気づいたのは大分先に進んでからのことだったので、今回は残念ながらということになってしまった。
大川出合を過ぎると川幅は狭まりゴルジュ模様になる。泳いだり飛び込んだり岩にしがみついてみたりと忙しく、楽しい。
幅の狭いゴルジュを泳ぎにかかる。が、両脇の岩には手がかりまったくなく、私達の泳力では突破は無理だった。右岸を巻いて懸垂で降りる。
奥に7~8m位の滝が轟音を立てて落ち、手前の淵も泳ぐのは厳しい。右岸の壁を登って懸垂で降りる。
開放的な小滝。水際の右壁の細かいホールドを拾って登った。
対岸へ向かって泳ぐ!
東又沢出合を過ぎるとゴルジュは緩んでゴーロ主体になり、遡行しやすくなる。
見た瞬間どうしようかと思ったが、左岸をへつっていくとうまい具合にルートがつながっていた。
7~8m位の滝。これは遠目にも登れそうになかったので、さっさと右岸を巻く。
中滝沢出合を過ぎる。去年のぶなの会の記録を読んで、一泊ならこの辺がテン場かなと思っていたので、良い川原をみつけて今日の行動を終わりとする。2人で釣りを楽しむ。
至福の時を過ごす。静かで穏やかな夜だった(ただし蚊をのぞく)。
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