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2014年8月20日 (水)

朝日/金目川左俣沢 [沢登り] 2014/8/18-19

詳細はhttp://waterclimb.jugem.jp/

タイム:○8/18 堂平橋9:02~610m付近BP13:44 
○8/19 BP6:26~大滝10:20~登山道15:30-16:00~針生平18:02
同行者:fuutaさん

●まとめ
極狭のゴルジュは他ではなかなか見られない、本ルートの一番の見どころだろう。登れる滝は多く、ロープを使う場面も多い。登りごたえがある面白い沢だった。技術的には上級者向けということになりそうだ。私達は左俣に入ってほぼ1日で抜けたが、時間的にはけっこう厳しかった。2泊するかどうかは人数やロープを出す頻度、高巻きのルート取りしだいというところか。
今回の遡行は、1日目は釣りをしながらのんびりと進み、左俣沢に入ってすぐの場所に泊まった。1日目に楽をしすぎたのが祟り、2日目は稜線まで沢中9時間行動の消耗戦を強いられた。左俣沢は中流部までは泊まり場適地がいくつかあるので、ある程度は先に進んだほうが翌日は楽になると思う。

●行動
車2台を使い、1台を下山予定の針生平に、もう1台を小枕山トンネル先の林道へ回す。堂平橋から入渓した金目川は平凡な河原が続く。かつてはゴルジュだったらしい地形は砂利と礫で埋まっているので歩いて通過するだけだ。昨日まで雨が降っていた割には、水量は想定していたより少なく見えた。


魚止めの滝とその上の「く」の字状の小滝は右側を快適に登れる。
まだ時間も早く、この辺から竿を出して釣りを始めた。左俣沢出合からは二手に分かれて、fuutaさんが左俣に、私が中俣へと入って小一時間楽しむ。


左俣沢に入って少しの場所に適当な河原があったので、まだ早いがテン場とした。すぐ上にミニゴルジュと2段の滝がある場所だ。


翌日、ミニゴルジュからゴーロを抜けると第一のゴルジュが始まる。壁はツルツルで手がかり少ない。フックを引っ掛けて釜からはい上がったり、両岸を突っ張って進むような場面が多い。


苦労した小滝。たしかここのサイトで右側からとりついていたな……と思い出して釜を泳いでみた。ガバホールドが右壁にあるものの、水中にホールドはない。水を吸ったザックが重くて力ずくでは這い上がれない。といって空身になると沈みそうになる。フックもうまく引っかからない。消耗して敗退した。代わってfuutaさんが左壁からのトラバースを試みる。ホールド乏しく難しいところを空身になって通過できた。


ゴーロを過ぎると再び沢が狭まって圧迫感が増してくる。


そしてこのゴルジュである。幅1.5mくらいの異形の空間に押し込められていると、不安と昂ぶりがごちゃまぜになった不思議な心持ちになる。


いくつかある小滝は突っ張ったりしながら登れる




ゴルジュを抜けると2段20m滝がかかる。上段は登れそうになく、下段も滑りそうなので、右岸の支沢に入って高巻いた。


8mほどの滝の水線を登る。水流を浴びる覚悟さえあればさほど難しくはない。


3mCS滝の奥に20m大滝が見える。大滝は登れないのでfuutaさんリードで左岸の支沢から高巻いた。出だしのナメがつるつるできびしい所で、持ってきたカムで支点を取れたのが良かった。大滝のすぐ上部に懸垂で降りる。行く手には泥だらけの崩れた雪ブロックが散らばっていて、下流の沢水の濁りの原因になっていた。


雪ブロックの奥にかかる10m滝を登る。ホールド豊富で楽しいクライミングができた。


すぐ上の2段20m滝が登れない。両岸草付きでどうしようかと思いかけたところ、幸いにも右岸から登れそうな枝沢の滝がかかっている。とはいえ微妙なバランスが必要で、空身になって慎重に登った。ここに限らず、空身で登り→荷上げを繰り返していたら、まだ新しいザックがボロボロになってしまった。これ以上やると中身が出てきそうなので、いったん懸垂で降りて登り返すというやり方に途中から切り替えることにした。多少の手間はかかってもザックを駄目にするよりはマシだ。


上部二俣を左に入ってもまだまだ滝は続く。ほとんど登れるが微妙なバランスが要るものが多く、ロープを出して空身で登る(登り返す)ことが多くなる。必然的に時間がかかり、稜線に着いたのはスタートから9時間も経った15:30頃だった。最後のヤブ漕ぎが15分位で済んだのは助かった。祝瓶山は近くに見えるがもう時間の余裕はない。登山道で少し休んで下山した。

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