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2010年5月 5日 (水)

2010.05.03大日杉~飯豊本山

Gps201005031.山域・メンバー 飯豊・単独
2.行動記録 05:44大日杉(600)~06:20ざんげ坂(780)~07:01御田(1000)~08:48~54地蔵岳(1538)~10:22御沢分岐(1570)~11:17~28切合(1740)~12:13草履塚(1908)~13:46本山小屋(2102)~14:05~15三角点(2105)~14:38本山小屋(2102)~15:18姥御前(1820)~15:57切合(1740)~17:58地蔵岳(1538)~18:36御田(1000)~18:53ざんげ坂(780)~19:06大日杉(600)

3.報告
 最初から雪を踏む。西北西にトラバースして、ざんげ坂が見えた所から斜面を上がる。ブナの新緑には、まだ早く、ざんげ坂直下に、少し藪が出ている程度。ざんげ坂から、しばらく夏道。イワウチワが綻びかけているが、タムシバの花は、まだない。850mから、ほぼ雪の上。950mの、長の助清水は、まだ雪の下。ここは出ていると思っていたので、あてが外れた。御田は、下りの時、迷い易いので、オレンジ布を付ける。そして立ったまま、お握りと梅干しを食べる。1100m前後で少し藪が出る所は、南斜面から雪伝いに尾根に乗る。乗る所にオレンジ布を付ける。進むうち、北から横向の尾根が近づき、だまし地蔵が近いとわかる。だまし地蔵の南面をトラバース時、地蔵岳と1508ピーク間に、本山が品良く覗く。地蔵岳への登りは、雪の割れた所もなく、歩きやすい。南の空に磐梯山、北東には、朝日が、ぼんやり見える。地蔵岳までは、2時間50分位で来たかったけど、しょうがない。地蔵岳でお握りと梅干しを食べる。疲れたときの梅干しは、少し甘味を感じる。見た目、行く手の雪庇はしっかりしているように見える。一王子から東に派生する尾根は、下部に3カ所藪が見える。

 地蔵から駆け下りると、遠目に安定しているように見えた雪庇は、危なげだ。斜度を殺し、西側をトラバースする跡に乗る。雪は続いていて、行く手に、草履塚から本山へ続く稜線が見える。その稜線と、草履塚の南側から派生する尾根との間に、黒点が動いている。植生がダケカンバに変わり、御坪が近づく辺りで、2~3パーティとスライド。御坪を過ぎると、早めに西側に降りる。御沢左岸尾根は、まだきれいに雪が着いており、末端の融雪水は、採れない。左岸尾根を登り始めると、足に乳酸が溜まった感じになる。いつもは草履塚への登りで出るので、弱くなったのを実感する。尾根中程は、木が出ていたので、一度北に逃げて、上部で尾根に戻り、切合に出る。

 切合小屋一階の出口は雪に覆われ、外に緑のエスパースが一張りある。当会のものだと思うが、今頃は大日岳の筈なので、中は確認しなかった。稜線に出ると風が出てきたので、雨具の上を着る。そして、お握りと梅干しを食べる。草履塚への登りで、雪を採り、ペットボトルに補給する。草履塚からは、雪を纏った大日岳が柔らかい印象で見える。姥御前への下りは雪が残り、西側を巻く所は、気を付けて降りる。姥御前は白い帽子に白い前掛けを掛けている。ここで登りに備え、お握りと梅干しを食べる。姥御前と御秘所で2パーティとスライド。御秘所の雪はほぼ消えている。御秘所の少し先で、割にきれいな融雪水が採れる。今日の水は、800ccだったので、助かった。この辺りで、一王子に3人の人影が見える。御前坂は雪が残り、いつもより時間がかかった。一王子の雪の堆積を越えると、トイレの除雪をしている人影が見えた。それは、管理人の高橋さんだった。

 本山小屋の冬期出入口に居た高橋さんと、二言三言言葉を交わす。神社の裏から、三角点の尾根を歩く人と、尾根の南面をトラバースする二人の人が見える。三角点からのダイグラは素晴らしく、この数年では最も冬の面影を残していた。大日も北の稜線も、自分の来た内では最も白かった。 写真を撮っていると福島のテレビ局の人が来たので、二言三言言葉を交わした。山頂から戻った鞍部で左右逆だったスパッツを直した。下りで留め金を踏むと怖いからだ。ジッパーの油が切れていて、直すのに時間が掛かった。本山小屋に会のメンバーが居るかと思って覗いてみたが居なかった。高橋さんに挨拶して小屋を出た。一王子から東側の雪に乗った。そこから東に広がる、低い山並みは美しかった。

 姥御前からの登り返しは時間が掛かった。草履塚で会のminyoruさんとスライド。そこから切合へと、なだらかな雪原を降りた。会のテントに挨拶したかったが、時間も押しているので15:57切合の手前からトラバース道に入った。ここは小屋から尾根に入った方が、早く降りれたと思う。御沢左岸尾根末端で、単独行とスライド(これは楡井さんだったと、後で知った)。御坪への登り返しは、行きよりも南側を通った。目洗清水から先の登り返しは、時間が掛かった。切合から地蔵岳まで去年より20分位時間が掛かった。地蔵岳は、17:30~40位に着きたかった。地蔵岳で水を飲み、干したブルーベリーを食べた。御田はオレンジ布に気を付け、太い尾根から逸れるように左寄りに降り、右手に長の助清水の道標を確認してからは、早く降りた。850mからしばらく夏道を歩いた。18:53ざんげ坂は、まだ明かりが残っていたがライトを点けた。斜面を降りてからのトラバースを長く感じた。19:06大日杉(600)。  2010.05.03桃パパ

4.感想
雪は、ここ数年で一番良かった。わずかな時間の積み重ねで、予定時間に降りれなかったのは、残念。自分の甘さだと思う。

1r0010551 左 06:15ざんげ坂の下  直下にちょっと藪がある。   1r0010552

右 06:15同じ場所から振り返る。ここまでずっと、雪を伝って来た。
今朝の体重は71.4kgと、ここ数年で1番重かったので、アイゼンを置き、アイゼンが必要な所で引き返すつもりで歩き出した。雪は全般に軟らかく、アイゼンは要らなかった。

1r0010556 1r0010557 左 06:47ざんげ坂で一旦夏道になり、850m位から雪に乗る。ここは900m位

右 06:51左手に長之助清水の道標が見える。清水は雪の下だった。





1r0010558 1r0010559 左 06:51長之助清水付近から上を見た所。右上に、御田の大杉が見える。

右 06:51長之助清水付近から振り返る。




1r0010560 1r0010561 左 07:00御田 右手に大杉が見える。下りで、この大杉が見えると嬉しい。

右 07:00御田で振り返る。ここは三方から尾根が合わさり、下りの時、迷いやすい。オレンジ布の向こう、雪壁の左から、すり抜けるように降りる。



1r0010562 1r0010564 左 07:40だまし地蔵への登り

右 08:16だまし地蔵のトラバースから、地蔵岳と1508ピークの間に、本山が覗く





1r0010570 1r0010572 左 08:19だまし地蔵のトラバースを終え、地蔵岳への登りに掛かる。今頃は雪が割れていることが多いが、今日は安定している。

右 08:43上部で、だまし地蔵(右奥)を振り返る。左は横向から来る尾根で、自分は画面右から来た。




1r0010577 1r0010578 左 08:49地蔵岳から、本山を望む。画面では右に切れてるけど、宝珠山の雪庇は、去年より大きかった。

右 08:49地蔵岳から切り合わせ方面。1508ピークの雪庇は、ここからは安定しているように見えるけど、近づくと、落ちそうだった。




1r0010583 1r0010584 左 09:20 1508ピークに近づくと雪庇が脆かった。この後、北面に入ったと思う。帰りに、この先の雪庇を歩くトレースが有り、ゾッとした。

右 09:41 草履塚から本山への稜線。写ってないけど草履塚の南側のピーク下から派生する尾根の南側に、二つの黒点が動いていた



1r0010589 1r0010590 左 09:47 なだらかな地形。大日杉は、雪のある時が一番いいと思う。

右 09:52 なだらかな地形。もう少しするとダケカンバが増えてくる。



1r0010592 1r0010609 左 10:14御坪を過ぎると、早めに御沢に降りていく。動く黒点が、小さく写っている。

右 12:22姥御前から、草履塚への登り返しをする単独行を見る。




1r0010611 1r0010624 左 13:35一王子から、東に続く山並み。おむろの沢に降りる尾根は、かなり藪が出ている。

右 13:51神社の裏から、三角点に向かう単独行と、三角点の南面をトラバースする二人連れが見える。



1r0010628 1r0010632 左 14:05三角点付近から、ダイグラ尾根。雪が多いせいか、カメラを変えたせいか、今までで一番凄く見えた。

右 14:06三角点から大日岳。雪が多いせいか、柔らかな印象。



1r0010633 1r0010636 左 14:06三角点から北方稜線

右 14:07三角点から南西方面




1r0010639 1r0010640 左 14:08三角点から本山方面。

右 14:09三角点にて自分。「飯豊の魅力」について聞かれ、「他の山とは違う」とか答えた。



1r0010648 1r0010650 左 14:36一王子付近から東に続く山並み

右 14:42一王子付近から東に続く山並み




1r0010656 1r0010658 左 15:44草履塚から、本山をバックにminyoruさん

右 15:52草履塚から、切合へと続く雪原



1r0010660 左 16:21 御沢を振り返る

     以上 2010.05.05桃パパ

 

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