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2006年8月 1日 (火)

2006年07月30~31日 ダイグラ尾根~梶川尾根

7月30日
 吊橋が落ちていても、ダイグラを登らないと、よその山域に行けない。強迫観念かもしれないが、ダイグラ信仰みたいなものが自分にはある。

それで02:30に起きて体重計に乗ったら、69.8㎏,体脂肪率21%と出た。これではダイグラは厳しい。でも天候的にはチャンスなので、ログ取得を毎 39秒、20時間36分取れる設定にして、03:06新潟を出た。コンビニに寄り04:45頃天狗平。高橋会長さんに見送られ、05:00天狗平 (420)。寝足りず、ブナ林を目を閉じて歩く。05:15温身平(450)から主稜線が見える。05:27砂防ダム(470)からダイグラ尾根下部が見 える。ダム上の水流は7月8日より細い。ダムを過ぎると登路に流木が残り、豪雨の力を感じた。その先は思ったより荒れておらず、落合前のへつりもいい感じ だった。05:38落合(470)、流れが早い。落合の下流も難しそうだ。吊り橋左岸の支柱は流され、ケーブルは下流に伸びている。水の力を思い知らされ る。7月9日の渡渉点に移る。流れは速いが、重たさは、ない。パンツを脱いで靴をザックに入れ腰まで濡らして05:52渡渉終了(470)。(この渡渉は ギリギリでお勧め出来ない。)ヤマは過ぎたと思って歩き出すが、この後のへつりが怖い。慣れてる人には普通だろうが、一上一下で滑ればドボンなので、精神 的に疲れた。地形が厳しいのは、ログの乱れからも読み取れる。
 おにぎり食べて06:15吊り橋支柱発(470)。一登りで一塊の白い丸石、600m前後に岩の析出2カ所、いつもと同じだ。シャクナゲに覆われた岩を 過ぎ、斜度緩み06:42ピーク(666)。どうもザックが重く、体が登路に馴染んでいない。太りすぎでパワーウェイトレシオが悪く、この先も頭で考えた より目的地まで時間がかかることが続く。07:08畳のような岩から尾根を桧山沢側に外れ(840)、尾根に戻ると07:22池の平の枯れ木(926)。 種蒔の池の稲の穂は出ていない。前方の斜面に長坂清水の剥げた部分が見えるが、なかなか近づかない。07:39~07:48長坂清水のナラの木 (970)。気持ちいい場所だ。鳥が鳴いている。その先に倒木が2~3本あり、おなじみの見通しがよい滑りやすい急登になる。いつもと違うのは、心拍数が 上がると足が止まってしまうことだ。斜度緩み08:23やっと米栂の平(1170)、休場の峰が行く手にこんもり見える。目の前の斜面に近づき、最後の急 登で08:54休場の峰(1320)。行く手は1969ピークまで見える。渡渉とへつりを除いても、ここまで3時間30分、昨秋より30分遅い。ここは日 が照るので、少し先の日本庭園のような場所でクサイグラ尾根を見ながら09:08まで休む(1320)。桧山沢と清水松の上の沢の出合付近で、雪の上に人 か熊か、黒い物がうごめいている。
 休み場の峰の緩く下る。この先一つ一つのピークが長く、頭で考えるより、ピークの数を多く感じる。1350ピークを登り返し、1368ピークの西を巻く と樹林帯の中、千本峰への登りになる。1350ピークの南か北で大又沢側を通り、ダイグラ特有の、へつり気味の足場の悪い道となる。今日は草被りしてい て、一段と怖い。倒木を潜るときGPSの外部アンテナが木の枝にひっかかる。この後いくつかの箇所でログが途切れているが、このときケーブルを傷めたかも しれない。倒木を潜り09:57千本峰の標柱(1440)、日向に出て10:02千本峰(1450)、10:07千本峰の岩場(1430)に出ると稜線の 前にガスが流れてきた。岩場の黄色い花を辿り、右前に降りる。
 この先、大又沢側に出ると足場が悪くなる。いつもは「これがダイグラらしさ」と思うが、今日は体重増できつい。ため息をつきながら歩く。わずかに残る雪 の融雪水で一息つく。1490ピークの西を巻き1450鞍部を過ぎ10:51ダケカンバが登路に覆い被さるところで休憩(1480)。休場の峰からここま でいつもより9分遅い。この先も足場の悪い非情な登路が続く。登路の雪が消えているのは計算通りで、ピッケルを置いてきた自分は、ほっとした。11:53 ピーク(1677)。12:15~12:25宝珠山の肩(1730)に出るとガスの中ニッコウキスゲが咲いている。この先雪が心配なのでガスに目を凝ら す。結局岩稜まで登路に雪はなかった。宝珠山の肩のすぐ先にヒメサユリも咲いていた。
 13:05宝珠山の岩稜(1830)。ここは晴れていれば全山から見下ろされるように素晴らしいところだ。丁度ガスが切れ、本山がちらりと見えた。ここ までゆとりがなく、つらかったが、このとき救われた気がした。この先も地形図通り大又沢側のアップダウンを三度やる。ここは自分のように太ってバランスが 悪い人に堪える。14:04鞍部(1780)この前後GPSが切れた。崩壊地の登りに雪が見えたので緊張したが、夏道が右に付いていた。そこを登り、ヤブ に入ると、いつもは登路を塞ぐ石がなくなっていた。1969ピークへの登りは、いつもなら休まず行くが、今日はトラバースの前で休んだ。14:34休んだ ところで、GPSが切れたのに気づき、スイッチを入れ直している(1860)。ガスの中ピークと標柱が見え15:38~15:51本山(2105)でお参 りする。最初は1969ピークまでしか見えなかったが、待つうちにガスが切れ、宝珠山や種蒔山、大日岳の上の方が見えた。またGPSの電源が切れ駒形山の 先で入れ直す。
 崩壊地から玄山道に入り16:37玄山道の水場(1940)。こんこんと湧く水を4L詰める。鞍部付近はニッコウキスゲのお花畑になっていた。イイデリ ンドウも咲いていた。17:33御西小屋(1980)に小椋さんがいてビックリ。本山小屋にいるかと思った。清掃協力費2000円。水洗トイレは快適で一 回100円払う。焼酎飲むかと言われたけど、疲れていたので、リンゴにかじりついた。シューマイとかキムチ炒めを食べて足をマッサージした。ここはもう少 しちゃんと話すべきだった。
07月31日
 03:00起床、女の人が一人出て行った。04:22発(1980)、17:20分に新潟の事務所に戻る約束がある。右手にダイグラのシルエットを見な がら歩く。天狗岳を過ぎたところで04:42御来光。朝露でズボンが濡れる。05:12天狗の庭(1830)。05:48御手洗の池(1840)からえぐ れた登路を降りていく。(天狗の庭から烏帽子への登りで雪が三カ所残っている。二カ所は草付きを通れる。一カ所は夏道に降りるとき注意だがもうすぐ消える と思う。)烏帽子への登りで、先週足の松で会った方とスライド(アイハラさんでないと思うが、頭が朦朧としていたので、もしそうだったらごめんなさい)。 07:05烏帽子岳(2017)から雲に消える梶川尾根を見る。梅花皮岳の登りで関さんとスライド。道刈りご苦労様です。07:45梅花皮岳 (2000)。その下りでイイデリンドウ。少し痛んでいたので撮らなかった。08:03治二の水(1850)で水を4L汲み、08:08~08:38梅花 皮小屋(1850)で冷やし中華にキムチ炒めを乗せて食べるウマイ。
 09:04北股岳(2024)結構早く登れた。山頂でちょうどガスに包まれた。この前まで鳥海が見えていた。今日は雪の筋までわかった。ギルダ原付近で イイデリンドウを撮る。色がうまく出なくて残念だ。10:03門内小屋(1870)。LTQさんが元気に働いていた。ビールをいただき、いい気持ちで下 る。10:36扇の地神(1889)、梶川峰が雲に消えていく。11:21梶川峰標柱(1700)で初めて飯豊に来たという単独行と話す。とても楽しそう だ。11:42三本カンバ(1540)、そろそろ足が棒だ。12:13五郎清水(1370)でキムチ炒めとご飯を食べる。12:42滝見場(1145)。 この先地形図と体のギャップが広がる。頭で思い描くように歩けない。13:23湯沢峰(1021)、そろそろ時間が気になる。14:00ナラの木曲がり (690)で飯豊山荘の屋根を見下ろす。あと一頑張りだ。14:33登山口(410)。飯豊山荘で風呂に入り15:06に出て、17:00前に事務所に入 り打合せに間に合った。その夜の体重68.2㎏体脂肪率15%。遅くて恥ずかしいが、ダイグラを通れて良かった。 20060801桃パパ
1p1010553 1p1010554 1p1010557 1p1010558 1p1010562 1p1010569_1 1p1010573_1 1p1010575_1 1p1010580_1 1p1010582_1 1p1010594 1p1010595 1p1010597 1p1010598 1p1010600 1p1010605 1p1010606 1p1010615 1p1010623 1p1010629 1p1010630 1p1010631 1p1010633 1p1010634 1p1010636 1p1010639 1p1010641 1p1010644 1p1010645 1p1010646 1p1010647 1p1010648 1p1010650 ①ダイグラ尾根
②落合
③渡渉点
④吊り橋
⑤沢底に黒点
⑥ハクサンコザクラ
⑦大丸森尾根
⑧振り返る
⑨宝珠山岩稜
⑩宝珠山
⑪宝珠山
⑫三角点
⑬本山方面
⑭大日方面
⑮イイデリンドウ
⑯ニッコウキスゲ
⑰烏帽子方面
⑱ダイグラ尾根
⑲烏帽子方面
⑳烏帽子付近
①振り返る
②梅花皮岳
③梅花皮岳
④本山
⑤北股岳にて
⑥イイデリンドウ
⑦北方稜線
⑧二つ峰
⑨LTQさん
⑩門内小屋
⑪振り返る
⑫地紙北峰
⑬梶川尾根

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