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2005年11月 7日 (月)

2005年11月5~6日 川入~飯豊本山

 この土日は、無雪期に飯豊に上がる最後のチャンス。天候の急変に備え、小屋の多い川入を選んだ。
 

11月05日
 04:30起床、05:08新潟発、高速に乗り、07:00頃御沢野営場。車が一台もなく拍子抜けする。07:13御沢野営場(540)から杉林に入 る。今日のGPSは、内蔵アンテナで31秒毎測位、07:25御沢の大杉(570)まで、まずまずのログだ。大杉に手を合わせブナ林に入る。朝の光にブナ の葉が輝いている。食料が多く、ザックが少し重い。葉を落とした木々の間から、杉が見え08:00~08:06下十五里(810)。この先紅葉が盛りだ。 08:23中十五里(930)。中十五里と上十五里の間は、尾根通しだが、登りのログが西にずれた。08:44上十五里(1070)を過ぎると三国岳の展 望が開ける。09:14笹平(1230)。御沢からここまで、よく歩かれ、えぐれた登路が印象的だ。09:29地蔵小屋跡(1320)で斜度が緩み、 09:31右手から小白布沢の道が合わさる(1320)。09:44「地蔵水場道」の標柱から左手へトラバースが始まる(1360)。ここまで退屈だった が、三国岳が正面に近づくと、やる気になる。09:55~10:05峰秀水(1380)で水を2L入れ、10:16トラバースが終わり(1440)、三国 岳に近づいていく。
 右手に七森までの山が歯のように見える。その右奥の白く雪のついたピークは、一王子と本山だ。青空に映えすごくやる気になる。鞍部の先から岩場になり 10:53剣ヶ峰の標柱(1550)。南から雲が近づく。11:15~11:22三国小屋(1640)。重なるピークの奥に本山と青空が見える。クリーム チーズブランを食べながら、来て良かったと思う。三国岳からの歩き出しと七森の手前は少し足場が悪い。12:06七森(1700)。この先の下りも少し足 場が悪い。12:32種蒔山の登りが終わり左手に道がカーブする所で展望が開ける(1760)。本山と草履塚の懐に切合小屋が抱かれているようだ。切合小 屋直前で後ろから「ヤッホー」と言う声が2~3度する。「ホ~イ」と返してゆっくり歩く。12:55~13:04切合小屋(1740)でブランを食べる。 草履塚の登りで寝不足のため頭がくらくらする。そうなると思っていたので、ゆっくり登る。13:42草履塚(1908)。本山から御西まではクリアーだ が、大日だけ靄がかかっている。暖かい空気と冷たい空気が混じっているのか、陽炎のようだ。ここからは、正面に一王子と神社のピークがあり、三角点のある 2105ピークは左にそっぽを向いたように見える。神社のピークを「本山」というのも、なるほどと思う。草履塚の北のピークに古い刀剣の折れが挟まってい る。日陰に雪を見て、14:01姥権現(1820)に降りる。結構なお金が剥き出しで供えられ、とても魅力的だ。御秘所を過ぎ14:30御前坂標柱 (1910)でブランを食べる。御前坂下部は西側を登り、2000m位から東側を登る。いつもはそのまま東側を歩くが、一王子の直前は雪が固かったので、 真ん中寄りを歩き、石組みの直前で東に出た。15:10一王子(2070)で斜度が緩み、15:18本山小屋(2102)。誰もいない。ザックやGPSを 置いて冬の上着をはおり、歩き出す。快晴無風で嘘のような青空だ。先ほどぼんやりしていた大日は、薄いガスを強い逆光が透過し、女性的な表情を見せてい た。15:42~16:00頃三角点(2105)でお参りする。こんな穏やかな日に誰もいないのが信じられず、「快晴無風」と呟きながら小屋へ戻る。 16:14頃本山小屋(2102)。二階の東側の窓から、日没を肴に角のストレートを飲むのは、堪らない。ただ、ここに「いい山だね」と言い合える人が居 ないのが残念だ。せめてもの慰めに、黄色いローソクを点け、酒を飲みながらハンバーグとりんごと練り物と、うどんを食べる。19:00頃シュラフに入りラ ジオを聞いていると、自分の好きな「A Day in the Life」がかかった。夜中起きると南の空にオリオンが見えた。本山神社の上は、もっと良 く見えたが、何という星かわからなかった。
11月06日
 05:10起床。うどんと薩摩揚げを食べながら、2階の冬季出入口から御来迎を待つ。06:08吾妻の上から御来迎。北東には朝日連峰。大朝日と寒江山 の間に月山が覗き、鳥海が以東岳に寄り添うように出ている。鳥海は斜面の質感までわかり、やはり非凡な山だと思う。朝日の手前に、光兎山がかわいらしく出 ている。鷲が巣は中岳と後岳が出ている。06:51本山小屋(2102)発。既に西の方は高曇りだ。会津駒、燧ヶ岳、越後三山、守門、浅草と続く展望を静 かに見る。南に目を転ずると磐梯山が東からの雲に飲み込まれる所だった。少し風が出ていた。最後に三角点ピークを見て、願い事を言った。そして、冬の上下 に冬手袋をはめて御前坂に向かった。御前坂で大日岳がはっきり見えた。そうしたら、かみさんと子供に早く会いたくなった。どうせ、誰もいないだろうとかみ さんと子供の名前を呼びながら下っていったら、6~7人パーティが登ってきて恥ずかしかった。暑くなったので、07:24~07:31御前坂標柱 (1910)で冬手袋と冬上下を脱ぎ、黒い冬インナーの、寝起きのような格好で下っていった。07:46御秘所終わり(1830)、07:51姥権現 (1820)。08:09草履塚(1908)を過ぎると、南から雲が上がって来た。そして、その手前で切合小屋が気持ちよい草原に抱かれているように見え た。08:36~08:46切合小屋(1740)でガスに入った。09:28七森(1700)。10:08~10:18三国小屋(1640)でチーズを食 べ、水を飲み干した。剣ヶ峰の下りで6人パーテイとスライド。剣が峰の標柱の下で単独行とスライド。岩場を終わり気を抜いて歩いていたら、スライドした パーテイから声を掛けられた。合同訓練で一緒だった笹川さんで、元気そうで嬉しかった。11:07尾根を外れトラバースが始まり(1440)、 11:16~11:24峰秀水(1380)で水を1L強補給。11:31トラバースが終わり(1360)、11:42小白布沢分岐(1320)、 11:43地蔵小屋跡(1320)から780mの下りだ。11:51笹平(1230)、この先は十五里の杉を励みに下る。12:07上十五里 (1070)、12:22中十五里(930)、12:39下十五里(810)、この下で東側の斜面がグラデーションのように見えた。13:07御沢の大杉 (570)、13:16御沢野営場(540)に着くと、やはり自分の車しかなかった。飯豊の湯に寄り、山都駅前で味噌ラーメンを食べ、下道で新潟へ戻っ た。1日目は、好天なのに誰にも会わない不思議な山行だった。 20051107桃パパ

1pict9544 1pict9586 1pict9525 1pict9537 1pict9569 P3 ①本山
②大日
③御前坂
④振り返る
⑤三角点
⑥大日岳

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