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2005年9月25日 (日)

2005年09月23~25日 八甲田日記

1gps103    八甲田の麓で温泉につかりたい。それだけでいいと、よく調べず車に乗った。23日09:00過ぎに出て、酒田で香梅咲の弁当を食べ、ナビ任せで適当に北上した。17:00過ぎに酸ヶ湯に着き、ダメもとで部屋はあるかと聞くと、広間で雑魚寝ならあるという。それも「2775円」なので飛びついた。

 布団を敷いてザックを置いて、風呂に行くと女の人がいた。タオルを巻いてたが、上がるときお尻が見える。8時間位運転した後で、目を閉じると心地よい疲れに体がゆらゆらした。風呂から上がると「体の中心部にかけると良い」と水が置いてあった。それを掛けて、売店に行くと、さっきの女が買い物していた。布団は思いの外清潔で、ぐっすり眠れるかと思ったが、1時間位で目が覚めた。その後はなかなか眠れず、 24日の05:00前に床を出た。05:32酸ヶ湯 (880)、道路沿いに歩き05:37登山口(900)の鳥居を潜る。オオシラビソの緩い登りでとても楽だ。でも早めに歩いてるつもりなのに遅い。こうい うときは調子が悪い。そのうち卵の腐った臭いがしてきてトラバースの後06:29地獄湯ノ沢(1200)を渡る。振り返ると青空に岩木山が浮かんでいる。 少し左岸のがれた歩きを経て06:41右岸に渡り返す(1280)。斜度が緩み、オオシラビソと池塘の向こうから射す日が眩しい。木道になり06:52仙 人岱ヒュッテ付近(1310)。早く歩いたつもりなのに、コースタイム通りでショックを受ける。06:56~07:05小岳分岐(1310)で梨とパンで 腹ごしらえ。予定通り、小岳の方に行く。するといきなり藪っぽくなり「なんだこれ」と言う。いかに百名山のピンポイント歩きが多いかわかる。傾斜が出ると 普通の登路になるが緩んだ笹の所は藪っぽかった。上の方でハイマツになり、櫛が峰のすっきりした姿が見えてきた。伸びやかな草原が広がり胸のすく思いがす る。何度も振り返りながら歩き07:28小岳。本当は高田大岳まで往復するつもりだったが、今日は早く歩けないし、この先も藪っぽそうだ。写真を撮り八甲 田随一と言われる展望を楽しむ。威圧的ではない。。南八甲田の原が天国のように見える。コンパスを探すが忘れたようだ。岩木山はすぐわかる。櫛が峰の東の 片富士は岩手山だろう。その東の大きな山塊は早池峰だろうか。初めて来たが既視感のある懐かしい展望だ。07:44小岳を出て(1478)オオシラビソ帯 に入った所で山慣れた感じの二人とスライド、08:09小岳分岐(1310)直前で、「ロープウェイはこっちか?」と、おじいさんに聞かれる。地図がない そうで、大岳方面に少し一緒に歩く。オオシラビソの登りで何人か抜くが、地元の老人に抜かれ反省する。08:26いきなりハイマツ帯になり櫛が峰とその前 景の仙人岱を何度も振り返りながら歩く(1450)。小さな池を過ぎ、左手の社を拝み、斜度が緩むと山頂のざわめきが聞こえ、08:48大岳。青森の町並 みの向こうに竜飛岬と下北半島が伸びる。その間にかすかに見えるのは北海道か?。いや半島がカーブしている所だろう。憧れの北海道。名だたる山々を尻目に その方向を目を細くして見ていた。09:09大岳(1584.4)を出てよく整備された道を下りる。09:25~09:32大岳避難小屋で先ほど道に迷い かけた老人と話す(1430)。オオシラビソの中を下り、上毛無岱の草原に出ると09:53ロープウェイ分岐の道が北から入ってくる(1210)。左手に 櫛が峰、正面に岩木山を見ながら歩くうち、木道に傾斜が出てきて、階段になる。急な階段だ。ふと下を見ると毛無岱が空中庭園のようで、歓声を上げる。何枚 も何枚も写真を撮る。その間にLueneburg出身で北海道在住のドイツ人2人とスライドする。Muensterに行ったことがあるというと、知ってる のという感じで喜んでいた。毛無岱は八甲田の象徴的な存在で、いっぺんで参ってしまった。オオシラビソ帯に入り10:41城が倉温泉分岐(980)。この 前後で英国人と日本人のカップルに抜かせペースメーカーにした。山腹をトラバースしながら下りていき日の丸のポールを越えると昨日泊まった建物の脇にポン と出た。10:56酸ヶ湯(880)。風呂に入ると若い女性がいた。お尻を見て、売店で会ったのも昨日と同じだ。奥の方の売店で、イカ焼きそば300円を 食べた。この温泉は自炊の古き良き習慣が残ってるようで、表でソバとかいい値段で売ってるが、こんなこともしている。
 酸ヶ湯を出て焼山でつなぎ給油して、奥入瀬渓流を下り十和田湖南岸を回る。テントを張るつもりだったが休屋は俗化していた。和井内も生出のテンバもピン と来ない、発荷峠から南に下りて、大湯で給油して、環状列石を見る。「トプカイ村」と書いてある店で比内鳥を試食する。駅は「どぶかい」なのだが、「トプ カイ」の方がそれっぽい。この辺り遠野物語に出てくる「ホウリョウ」や「ウタルベ」、「ワイナイ」、「オイデ」といったアイヌ風の地名が多く、興味深い。 それから大湯の「かあちゃんの店」で葡萄を買った。葉がついていて車の中で甘い香りがした。それからサンクスでマルちゃん塩ラーメンとゼリー状の豚汁を 買った。
 大好きな阿仁の道の駅で寝ようと車を走らせるが、285号線の小阿仁の方か、102号の阿仁の方か忘れる。米内沢駅で親切な高校生から102号と教えて 貰う。米内沢のA-coopでサンマ寿司を買い、102号に入る。日没前に阿仁道の駅に入りほっとひと息。一口目はまずいけれど、あとでおいしくなる「ま たたび茶」を買う。日が落ちると寒い。ラーメンがとてもおいしい。豚汁を食べ休んでいると加古川ナンバーの原付に乗った女性が来た。家財道具を一杯積んで いる。兵庫から原付で旅しているそうだ。寒い寒いといい、ヒタチナイの温泉に行くと出て行った。車の中でサンマ寿司で一杯やっていると隣の車の女性が窓を ノックした。そして明日鹿角から50キロマラソンがあるので、朝05:00から通行止めになるかもしれないと教えてくれた。礼を言い一眠りした。起きる と、先ほどのバイクの女性が戻っていた。同じことを彼女に伝え、出発した。鹿角を抜け羽後本荘まで来たら、眠くなった。西目の道の駅に移動し今度はぐっす り眠った。06:30頃に動き出し、象潟で休んだ。09:30頃酒田駅で家へのおみやげを一杯買い、14:00過ぎ家に着いた。八甲田は、ここだけ歩いて 死んでもいいような引きつけるものがある。毎年来るだろう。 20050925桃パパ



1pict8985 1pict8990  左 9/23 11:12香梅咲のお弁当

 右 9/24 05:30酸ヶ湯の朝




1pict9011 1pict9017  左 06:40斜度が緩む

 右 06:49仙人岱付近





1pict9021 1pict9029  左 06:52水場付近

 右 07:23櫛が峰と硫黄岳







1pict9102 1pict9128  左 08:33八甲田らしさ

 右 09:52岩木山を見ながら草原を行く








1pict9156 1pict9174  左 10:12岩木山を見ながら草原を行く

 右 14:48大湯環状列石付近







1pict9180_1_3 1pict9181_4  左 16:34 親切な高校生

 右 9/25 17:06 またたび茶





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