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2002年8月 5日 (月)

2002.08.03ニペソツ

 単独行 晴後曇 地形図ニペソツ山
05:55十六の沢駐車場発(990→1030)→07:081484m峰(1480)→07:41岩を越えトラバース始まる(1600)→07:54 1570m鞍部付近(1550)→08:21トラバース始まる(1660):→09:08前天狗1870m位のトラバース終了(1840)→1790m鞍部→09:08天狗岳1868m東面トラバース終了→10:13 1690m鞍部(1690)→10:46トラバースに入る(1860)→11:12ニペソツ2012.7m着(1980→2010)11:41発→12:10尾根に乗る(1890)→12:30 1690m鞍部(1730)→12:48天狗岳1868m西面のトラバースに入る(1840)→13:08下り直前の平坦な道(1850)→13:15 1790m鞍部(1810)→13:28斜度緩む(1900)→13:36前天狗1870m位の南面トラバース起点(1880)→13:55前天狗1870m位の北東面トラバース起点付近(1810)→14:36 1570m鞍部付近(1610)→14:52岩を越えトラバース終了(1650)→15:18 1484m峰付近(1530)→16:16十六の沢駐車場着(1070)

記録
 5日間の夏期休暇がとれ北海道で家族サービスと抱き わせで家族に山を了承してもらった。当初旭岳を考えたが、山域を調べるうち石狩岳、ニペソツ、カムイエクチカウシとりわけニペソツとカムイ エクチカウシに強くひかれた。カムエクは沢登りとヒグマに一線を超えている気がし、本当に行きたい山ニペソツが残った。8月2日の13:30頃旭川空港に 着き、市内でカートリッジと地形図とホイッスルとハッカ油を手に入れ22:00頃寝た。

 02:40起床03:00旭川市内のホテル発、39号と272号を使い上士幌へ回る。三股という地名が2箇所あり手間取るが十勝三股から林道に入る。途中蝦夷鹿を見て05:15頃十六の沢駐車場着、標高は1020m付近。

 高度計の表示を990mから1030mに補正して05:55十六の沢駐車場発、すぐ 板の渡された沢を渡り尾根にとりつく。急な登り少しで斜度緩み樹林帯の中を登る。地形図の1110mから1150m位までの明瞭なトラバースは、もう少し 広い斜面を登っているように思えた。ただ06:18標高1180m付近で斜度が緩んでいるのに気づき標高1150~1200mあたりの感覚は地形図と同調 できた。標高1200m~1400mまでは尾根の北面も樹間から見える所もあり地形図の尾根の南面をトラバースしている道形に強い違和感を覚えた。この地 形図は平成3年9月1日発行だ。個人的には今の道形は標高1400mから1110m付近まで主尾根を通っているような気がする。06:54緩んでいた道が やや斜度出てきて(1430)、07:08 1484m峰(1480)付近通過、樹間越しに見えたのは前天狗と思う。この辺りから青空がめだつようになっ た。

 斜度緩み、蝦夷トド松の中を歩いていくと07:34南面の眺め良い場所あたりで斜度出てくる(1590)程なく07:41白い岩を越えた所から南西への トラバース始まる(1600)植生は笹とダケカンバがめだった。1618m峰を通る道と合わさるはずだが廃道になったようで気づかなかった。07:54  1570m鞍部付近(1550)で笹被りの多い箇所があり少し戻り登路を確認した。鞍部はややぬかるみ幕営跡があった。花ではチシマキキョウウがめだっ た。しばらく平坦な道が続き08:12サンショウを小さくしたような木がある付近で登りを意識した(1620)。08:21前天狗ピークのトラバースが始 まる。最初に意識できたのは這い松のトラバースがあり展望のいい場所から斜面の登りとなるところだった(1660)。もう一度08:33展望良いところが ありやはり這い松のトラバースから登りに入っている
(1710)これらはそれぞれ地形図の1690m付近と1750m付近だと思う。展望は石狩岳がよく見え、さらに西方の大雪山方面は雲がかかりはじめてい た。道がピークの西面を明瞭に回り始める頃08:44ナキウサギの声がチーッと響く(1750)。この頃から登路にタルマイソウがめだつようになった。ナ キウサギの声は多くなり西面に1888mピークのある辺りで谷のようになった地形に反響していた。

 トラバースの最後はガレた広い斜面を黄色いペンキを目印に登る。ガスった日は難しいだろうと思う。09:08前天狗1870m位のトラバース終了して稜 線に出るとニペソツが出た(1840)。その姿は息を飲むような独特の美しさを持っていた。おにぎりと水を採り、広いペンキの付けられた斜面を50m程下 り50m程登り返した。やはりここもガスるとこわいだろう。登り返しにはウサギギクがめだった。道は1860mピークの東側を通りガレた平坦な道を通 り、天狗岳の北で東面のトラバースを始める。近くにはウペペサンケが遠くにはポンマチネシリと雄阿寒岳と思われる山が見えた。09:08天狗岳1868m の東面のトラバースが終わるところで北からズズゥーンという低い音がした。ヒグマかもと思いメモしたが、遠雷のようであった。天狗岳直下で西の道に出るとニ ペソツがますます大きく見え道は尾根を下り始めた。10:13 1690m鞍部(1690)通過、この手前に桃色の花があり写真を撮った。10:23斜度 出る(1740)あたりで西にもう一本道形がありトラバースして一本北の尾根に入っているように見えたが、下りで見ると沢のようであった。

 ニペソツは法皇が左半身で外套を被ったような姿をしていると思うが、今はその外套の縁に当たる尾根を登っている。一部急な所もあるが一定の登りで登りや すい。鞍部の少し上に小さな岩塔があり、東側の谷に黄色い花と飯豊トリカブトに似た紫色の花が咲き乱れていた。苦しい登りのはずなのだが景観が良くてつらくない。10:46尾根が終わり西のトラバースに入る(1860)。魔女の首筋という感じ。西端まで出て南東に向きをかえて歩くと 11:12ニペソツ2012.7mに着いた。ここで高度計を1980mから2010mに補正した。

 こんな嬉しい山頂は初めてだ。脇にいた人に話しかけはしゃぐ。北西よりガスが出てきた。ウペペサンケも見えなくなり、騒がしい人達も来たので11:41発あとは コースタイム通りだ。12:01トラバースに入る(1900)12:10トラバース終わった感覚(1890)があり、少し降りてちょっとトラバースして尾 根に乗った。登り返し方面はガスに覆われていた。12:30 1690m鞍部(1730)ではヌカビラ湖が見えた。少し登った所で赤い花を撮る。 12:48天狗岳1868mピーク西面のトラバースに入る(1840)ところではニペソツは上の方ガスだった。トラバース後しばらく這い松、タルマイソ ウ、がれた岩の中を歩き、ヒグマが出ないかと脅えながら歩いた。花を撮ったようだが名前を書いてない。13:08下り直前の平坦な道を歩き(1850)這 い松帯に入る。ニペソツはガスの中だ。ウサギギクの斜面を下り13:15 1790m鞍部(1810)チシマキキョウが多く、ナキウサギが活発に鳴いてい る。登り返しの初めに7度鳴いたものがいた。13:28斜度緩む、ガスの中のニペソツと別れ(1900)ガレた広い斜面に黄色いペンキの登路を歩く。 13:36前天狗1870m位の南面トラバース起点(1880)付近でテントを張った地元の人達と話す。他に登るとしたらどこがいいか聞いた。カムエクは 難しくて2泊、石狩(シュナイダー)、大雪と答えが返ってきた。

 別れを告げ歩くとナキウサギの声斜面にこだまする。13:47ピークの北面をトラバースしてガレた岩を抜け写真を撮った木本の中と這い松の中の歩きに入 る(1850)。13:55前天狗1870m位の北東面トラバース起点付近、ピーク東面を回り込みながら下っている(1810)。急降下して、14:10 また東にトラバースちょっとすると、なだらかな下りになった感じ(1720)。14:29ミヤマリンドウを撮る。(1620)14:36 1570m鞍部 付近(1610)14:45トラバース中で笹とダケカンバが多い(1650)。14:52岩を越えトラバース終了(1650)。
 15:10斜度緩む(1550)。15:18 1484m峰付近、ピークを過ぎて下り始めた感じ(1530)。展望がなくなり15:43足に乳酸のた まった気がする(1360)。 15:50沢音右から聞こえる(1310)16:16十六の沢駐車場着(1070)。帰りの林道で灰色地で金の襟巻きを巻 いたような小動物を見た。層雲峡温泉黒岳の湯で汗を流し車に乗った辺りから雨が少し降り始め全てが都合良く運んだ。ニペソツは最高だ。この山に登ってよ かった。                              20020805 AM01:21 桃パパ




1rimg0009_2 1rimg0012_2  左 08:18尾根上の岩。地形図では尾根通しに登るが、実際はこの岩を過ぎた所から左側にトラバースが始まる。

右 08:21前天狗岳だろうか?


1rimg0055_2 左 11:56山頂にて

右 12:36白い花




1rimg0058 1rimg0059 左 09:53ニペソツが見えた

右 12:40オニク(ハマウツボ科)






1rimg0081 1p41 左 10:22蝦夷ツツジ実際はもっと赤い原色
右 ニペソツ 枢機卿が外套を羽織ったようだ

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